転スラ第2期、(個人的なシーントップ10)

 

こんにちは。ナナヨです。以前に転スラの第2期の簡単な感想を書きましたが、今回は、転スラ第2期の個人的に印象に残ったシーンを10個紹介したいと思います。

ネタバレが多数含まれているので未視聴の方はご注意ください。

ちなみに、私、ナナヨは現在は主にAudiostockにて楽曲の販売をやっている作曲家です。(→自分の曲

 

10位:小物なクレイマン(Season 2, Ep. 24 第46話~Ep.26 第48話)

クレイマンとの戦いが第十位です。

Season 2, Ep. 24 第46話~Ep.26 第48話にかけては、いろいろ裏で糸を引いていたクレイマンと戦うことになります。

魔王を名乗ることに決めたリムルは、十大魔王の集う会議ワルプルギスに参加します。

そこでは、友人で魔王のミリムを操っているらしいクレイマンも参加しています。

ワルプルギス会場に入場中も、魔王たちの前で、ミリムをぶん殴ったりと調子に乗っているクレイマン。

しかし、裏では、クレイマンは小物だと、さんざんみんなからいわれています。

ワルプルギスが始まると、クレイマンは演説をはじめ、ジュラの大森林のリムルが獣王国ユーラザニアの魔王カリオンから支持を得て、ファルムス王国を撃破、魔王を僭称しているとし、これは、魔王間の協定に反していると主張します。

ミリムはカリオンの裏切りに対し、ユーラザニアを滅ぼしたのだとし、また、情報を集めていた自身の側近のミュウランもリムルに殺されたと言い(実際は、ミュウランはリムルに助けられて生きている。)、一同に、リムルを粛正するように求めます。

リムルは反論し、魔法で録画していたクレイマンの謀略の映像を流しますが、クレイマンはでっち上げだと言います。

リムルは、改めて自分の正当性を主張し、クレイマンがなお自分を気に入らないのなら、これは自分とクレイマンの問題だとし、1対1での戦いに誘います。

十大魔王の内最古の魔王の一人ギィ・クリムゾンは、リムルに同意し、クレイマンに魔王たちの見届ける中で、リムルと決着をつけるよう促します。

 

タイマンで戦いかと思いきや、クレイマンは助っ人にミリムを呼び出します。

ミリムと戦うことになり、ちょっと焦ったリムルでしたが、シオン、ランガ獣チームを助っ人に、クレイマンとミリム、クレイマンの連れてきたナイトヘッド獣チームと黒のローブの魔人での対決になります。

シオンにいきなりぼこぼこにされるクレイマン

ギィが結界を張り、対決が始まります。

途中、グレーターデーモンのベレッタの参戦やベルドラの参戦などもあり、基本的にリムルたちの優勢で戦いは展開。(ミリムには苦戦しますが。)

最後は、シオンにあっけなくやられてしまうクレイマン。やっぱり雑魚でした。

瀕死となったクレイマンは回想の中で、中庸道化師連の仲間や魔王カザリームのことを回顧し、自分の目的のため、まだ死ねないと強く思います。

強い想いによって、クレイマンは、瀕死の状態から、真なる魔王に覚醒します。

真なる魔王に覚醒しはしましたが、これはリムルの計算通りで、全然リムルの敵ではありませんでした。

最高の奥義「デモンブラスター」を放ちますが、リムルの「ベルゼビュート」に吸収されます。

結局、クレイマンはあっけなく、敗北するのでした。

第十位の理由は、クレイマンはもちろん雑魚でしたが、クレイマンの背後関係が見え隠れする展開になっており、今後の展開につながりつつ、クレイマンにもいろいろあったんだなと思わせる内容だったためでした。

 

9位:カオスドラゴンのおとぎ話(Season 2, Ep. 第32話)

テンペストが襲撃を受け、シオンやゴブゾウたちを含め多数の仲間が死ぬという衝撃の展開になります。

シオンの亡骸を前に煩悶するリルムの前に、エレンが現れます。

エレンは、死者が蘇生したというおとぎ話をあると言います。

一瞬、迷うリルムでしたが、自分にまだ死んだ者たちのためにできることがあるのならと思い、エレンに話を聞かせてくれというのでした。

絶望の中に陽が差し込む名シーンです。

夜が明けた街の中でエレンはカオスドラゴンのおとぎ話をはじめます。

↓以下、エレンのおとぎ話全文です。

 

…これは、魔道王朝サリオンに伝わるおとぎ話

ある少女とドラゴンの物語…

竜と人との間に生まれ、竜皇女として育つ王女。

ある日、竜である父から、自身の分身体ともいえる子竜を、友として授かる。

しかし、

竜皇女を支配しようとした国王に、子竜を殺されてしまった。

少女は嘆き、悲しみ、怒り狂った。

父より受け継いだその力で、国王と十数万人の国民もろとも、一国を滅ぼしてしまう。

すると、少女は魔王へと開花し、それに伴い子竜は奇跡の復活を果たしたのだ。

だが、死と同時に魂を失った子竜は、破壊の限りを尽くす、意思なき邪悪な魔物、カオスドラゴンへと変貌していた。

少女は嘆きつつも、かつて友であったカオスドラゴンを封印し、これが魔王となった竜皇女の最初の偉業となった。

要するに、魔王に進化すれば、絆のある魔物が復活するという話です。

(エレンの本名はエリューン・グリムワルトで魔道王朝サリオンの王家の血縁なので、一部の人しか知らないこの物語を知っていました。)

さらに、大賢者によって、テンペストに張られた魔物弱体化用の結界のおかげで死んだ魔物たちの魂が残存している可能性が示唆されます。(3.14%)

 

大賢者によると、魔王に進化するための魔王種をリムルはすでに獲得しているらしく、(魔素量、保有スキルが一定以上ある)あとは、魔王種を発芽させるためのヨウブンとして、人間1万人分以上の魂が必要らしいです。

折よく、ちょうどテンペストに、ファルムスと西方正教会の連合軍およそ2万が新たに進軍してきている情報が入ります。

リムルは自ら連合軍と対峙することを決心します。

 

回想シーン中のきれいな絵と、絶望から希望へとつながる展開が印象的な、エレンのおとぎ話シーンが個人的な第九位です。

 

8位:ユーラザニア滅亡(Season 13, Ep. 第36話)

リルムが魔王に覚醒して3日間寝ている間に獣王国ユーラザニアで大変な事態が起きていました。

ユーラザニアからやってきたカリオンの側近たちから話を聞きます。

獣王国ユーラザニアにやってきた最古の魔王のひとり、ミリムは、獣魔王カリオンとの間で取り交わされたすべての協定を破棄し、宣戦を布告すると告げます。

開戦は一週間後と告げ飛び去るミリム。カリオンは驚きます。

しかし、伝説の魔王との戦いを楽しみに思います。

側近たちに、ユーラザニアの民を、リルムが治めるジュラの大森林へ避難させるよう命じます。

カリオンは一人で戦うと言い、他の者には、民を守ることに専念するよう命じます。

カリオンはユニークスキル百獣化を発動し、必殺技、獣魔粒子砲(ビースト・ロア)を放ちますが、ミリムは本来の戦闘形態になり、跳ね返します。

さらに、必殺技、竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)を放ちます。

カリオンは避けるも、ユーラザニアは消滅します。

次元の違いに驚くカリオン。さらに魔王の一人、スカイクイーン・フレイがミリムの加勢として現れ、カリオンの首にナイフを突きつけます。

 

改めてミリムの強さが際立つ、カリオン戦が個人的な第8位です。

 

7位:ヴェルドラvsミリム(Season 2, Ep.24 第46話 ~ Ep.25 第47話)

7位はもう一つクレイマン戦からです。

ミリムと対決していたリムルでしたが、ラファエルと共に洗脳を解除する方法を探しながら、攻撃を避けるのが精一杯。

しかし、格闘戦で上回るミリムの渾身の一撃をかわしきれません。

死んだと思いきや、登場したヴェルドラに間一髪で救われます。(リムルが呼び出さなくても、ヴェルドラの意思で、勝手にやってこれるようです。)

「3×3 EYES(サザン・アイズ)」の続きが読みたくて、出てきたヴェルドラ。

リムルは、ヴェルドラにしばらくミリムと戦うよう頼みます。

(ヴェルドラ曰く、ミリムは「わが兄の一粒種」だそうです。)

「我と少し、遊ぼうぞ」とヴェルドラ。ミリム対ヴェルドラの戦いが始まります。

波動拳を繰り出したり、

昇龍拳や竜巻旋風脚を駆使して戦うベルドラ。

(ヴェルドラがミリムと戦っている間に、リムルの活躍もあり、クレイマン側との他の戦いはあらかた片付いていきます。)

シオンにぼこぼこにされ、クレイマンはミリムに助けを求めますが、ヴェルドラとミリムの巨大な力のぶつかり合いに驚愕します。

ヴェルドラは、ミリムを、鉄山靠(てつざんこう)で攻撃、

さらに追い打ちのかめはめ波を放ちます。

ミリムは無傷でしたが、この後、ミリムが実は全然操られていないことがわかり、カリオンも生きていて、変装してワルプルギスに出席していたことがわかります。

ミリムはクレイマンの黒幕を探るため、支配の宝珠で操られているフリをしていたのでした。

結局、クレイマンが一人だけ負けた感じになります。

 

ヴェルドラvsミリムでは、ストリートファイターの技やかめはめ波も飛び出すなど驚きでした。しかも、ピー音とか使われておらず、そのまんま技名を叫ぶので、大丈夫かと思いましたが、ちゃんと協力を得ていたようです。

派手な戦いと驚きの必殺技で、ヴェルドラvsミリムが個人的なトップシーン7位です。 

 

6位:ヴェルドラ復活(Season 2, Ep.13 第36話 ~ Ep.14 第37話)

第35話で魔王へと進化したリムル。同時に、ユニークスキルの大賢(エイチアルモノ)者も智慧之王(ラファエル)へと進化し、大幅に処理能力が上がります。

リムルは、ラファエルから、解読に百年はかかると思われた、ヴェルドラを閉じ込めている無限牢獄の解析がもうすぐ終わると知らされます。

ヴェルドラとのなつかしの洞窟へやってきたリムル。

2年の歳月がたったことをかみしめます。

リムルの分身を依り代にヴェルドラを復活させます。

ついにヴェルドラが復活します。

「逆らう者は皆殺しだー」と叫びながら復活する暴風竜ヴェルドラ。

人間の姿のヴェルドラは陽気ないいお兄さんっぽいです。

洞窟出口にて、ヴェルドラがでかすぎるオーラをしまうと、ふたりはテンペストに帰ります。(ヴェルドラは封印中のマンガの読書からいろいろ偏った知識を身につけていました。)

暴風竜の復活を感じ取った街の魔物たちは動揺しています。

リムルが、ヴェルドラを新たな仲間として紹介してもみんなはピンと来ません。

ジュラの森の管理者のトレイニーが現れ、ヴェルドラが留守中のことをねぎらうと、ようやくみんなも本物のヴェルドラがやってきたことがわかり、一同驚きます。

ヴェルドラがリムルとの関係を「盟友だー」と叫ぶと、街のみんなは大喜びします。

このあとは、ヴェルドラも加えての街総出の祝いの宴が行われるのでした。

 

物語の一番最初に最強の竜と友達になっていたリムルでしたが、ようやくそのヴェルドラが復活します。

陽キャラ感あふれる登場で、冷静なリムルと好対照なヴェルドラ。今後の活躍が楽しみになる彼の復活エピソードが個人的な第6位です。

 

5位:魔王誕生(ハーヴェストフェスティバル)(Season 2, Ep.12 第35話 ~ Ep.13 第36話)

ファルムス連合軍と対峙し、無慈悲なる者の使用で、魔王進化に必要な1万の人間の魂を集めたリムル。

進化前の眠気に襲われ、ランガにエドマリス王、レイヒム大司祭を捕虜にして、自分とともにテンペストに帰るよう命じます。

残り一人の生き残り魔人ラーゼンは召喚した悪魔たちに任せ、テンペストに帰ります。

仲間たちに迎えられ、祭壇に置かれると進化がはじまります。

▽スライムからデモンスライムに超進化。(粘性生物 魔粘性精神体)

→ 全ての身体能力が大幅に上昇(マテリアルボディとスピリチュアルボディの変化が自在に可能になる。)

→ 既得スキル、既得耐性を再取得。

→ 新規固有スキルとして→ 無限再生、万能感知、魔王覇気、強化分身、万能系

→ 新規耐性として → 自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃耐性、聖魔攻撃耐性

▽リムルのユニークスキル、大賢者(えいちあるもの)が世界の言葉へ請願し、進化を実行。

 → 何度か失敗の後、シズが残してくれていた変質者(うつろうもの)を生贄にハーベストフェスティバルのギフトを得て進化に再挑戦し、智慧之王(らふぁえる)に進化します。

▽心無者(むじひなるもの)を生贄にして、暴食者(グラトニー)が暴食之王(ベルゼビュート)に進化します。

これで進化が完了します。

ラファエル操縦のリムルが、仲間たちの遺体の場所まで歩き、ベルゼビュートにテンペストを囲む結界内の全ての魔素を一つの魂残さずに、集めさせます。

しかし、魂の完全なる再生には魔素が足りていません。

ラファエルさんは、リムルの生命力を使って魔素を補完しようとしますが、先ほど召喚し、ラーゼンを捕まえる任務を果たして帰ってきていた悪魔(ディアブロ)が2人の仲間を使って魔素を補完するよう提案します。

ラファエルは、これを受け入れ、二人の悪魔をベルゼビュートで吸収し、仲間たちの復活を開始します。

反魂の秘術(はんごんのひじゅつ)で魂の完全なる再生を行い、死者蘇生の秘術で、死んだ者たちを復活させます。

こうして復活の儀を成功させ、しばらく眠りにつきます。

 

魔王に進化するエピソードでは、獲得スキルがどうなったかや、各々の細かい設定がでてきたりして、凝っているイメージでした。

テンペスト襲撃以降のひとつの山場が終了するこのシーンが個人的なトップ5位です。

 

4位:会議は踊る(Season 2, Ep.15 第37話 ~ Ep.20 第42話)

テンペストをめぐる戦いの後、クレイマンにどう落とし前をつけさせるのか、今後のリムルたちはどうふるまうのか、それを決める会議が開かれます。同時に、中庸道化連、他の魔王たちの思惑が交錯します。

この会議パートは、

使節の到来 → 三者会談 → 人魔会談 → 休憩 → 人魔会談第二部 → 出陣とそれぞれの思惑

というパートで構成されています。

◇使節の到来

死んだ仲間を復活させ、ヴェルドラを迎えいれるなど、テンペスト襲撃事件が一段落すると、リムルは一同を集め会議をはじめます。

その席で、魔王になることに決めたというリムル。

リムルは、テンペスト襲撃の裏にいた、魔王クレイマンを許すつもりはない、と言うとみんなにこれからの考えを話して聞かせます。

〇ファルムス王国の後始末、〇西方正教会へのけん制、〇魔王カリオンの救出、を主なテーマに仲間たちに役割を振り分け、クレイマンとの来るべき戦いに備えるよう伝えます。

そんな中、ブルムンド王国とテンペストとの安全保障条約に従い、血相を変えたフューズが馳せ参じ、やってきますが、とりあえずの危機は去っていたため、とりあえずくつろいでもらうことに。

さらに、武装国家ドワルゴンの王ガゼル・ドワルゴも空飛ぶ馬に乗ってやってきます。

情報の速いドワルゴは、リムルが魔王になったことを知っています。

リムルたちの今後の対策会議にも参加することになります。

さら、人間とは区別できないほど精巧な人造人間ホムンクルスに身体を代理させたエラルドを筆頭に魔道王朝サリオンからも使者がやってきます。

ちなみに、エラルドはエレンの父らしく、リムルが自己紹介するなり、エレンをたぶらかしたとキレてきます。

そして、それぞれの思惑の交錯する中、人と魔族の会談、人魔会談が開かれます。

参加者は6つの国家の代表。テンペスト、武装国家ドワルゴン、魔導王朝サリオン、獣王国ユーラザニアからは三獣士(アルビス、スフィア、フォビオ)が、ブルムンド王国からはフューズが、ファルムス王国の王になる予定のヨウムとミュウラン、グルーシスが参加します。

途中から、ヴェルドラが参加し、リムルが紹介すると暴風竜の存在がまた騒ぎを起こし、会議は一時中断になります。

◇三者会談

リムル、エラルド、ガゼル王の三者会談が行われます。

リムルはここで自分の転生やヴェルドラとの出会いなど、これまでのことを語ります。

会談では、ヴェルドラ復活も絡んで今後の動きにそれぞれがどう対応するかが話し合われます。

要点は、

〇西方正教会が敵対視してきた場合 

   → ドワルゴンやサリオンは中立かテンペスト支持

〇サリオンとテンペストの今後の関係 → エラルド曰くサリオンはテンペストとの友好を望む

〇ファルムス王国軍壊滅の筋書き → ファルムス王国は戦争で敗北。

三者によって、これらが話し合われ人魔会談は再開されます。

◇人魔会談

人魔会談の要点は1.西方正教会への対応、2.ファルムス王国との争いの顛末、3.ファルムス王国国王へのヨウム擁立計画、4.テンペストとサリオンとの国交、5.ワルプルギスの開催の5点です。

1.西方正教会へ対応

まずリムルは出席者を前に再び、自分の転生からのこれまでを話します。

ヒナタ・サカグチ及び西方正教会について話が向かいます。

〇ヒナタ・サカグチに関して 

→リムルにとっては、冷酷で恐ろしい殺人者という印象。

⇔フューズ、ガゼル王、エラルドは、各々の情報から、ヒナタは頼ってきたものは必ず助ける、合理的、理性的で模範的な騎士という評を得ているという。

〇子供を無理やり呼び出す異世界召喚に関して

フューズ → ヒナタが知っているか定かでない

     → 異世界人の召喚は西方諸国評議会で禁止事項。

〇西方正教会への対応

エラルド → 西方正教会のルミナス教の教えに魔物との取引禁止がある。

リムル → 西方正教会と敵対したいわけではないので、慎重に対応して様子を見る。

 

ヒナタ及び西方正教会への対応について話し終わったところで魔王の一人ラミリスが乱入してきます。

「テンペストは滅ぶ」と言ってますがみんなから相手にされずヴェルドラを見つけて気絶します。

リムルは、改めて会議を再開し、みんなを前に本題に入ります。

2.ファルムス王国との争いの顛末

リムルは公に発表することを決めます。

〇リムルは魔王を名乗るが、覚醒したことは隠す。

〇ファルムス王国軍との顛末は

 →ファルムス王国軍はテンペストとの戦争で敗北。

 →ファルムス王国軍の大量の死者によりヴェルドラが復活した。

 →英雄ヨウムとリムルが協力し、多大な犠牲を出しつつ、ヴェルドラを説得。

 →怒りを鎮め、守護者として祀ることで話をつけた。

ガゼル王やエラルドを筆頭に支持されます。

ガゼル王 

 → 単独で2万の軍を滅ぼした魔王ということを公表するよりヴェルドラのせいにした方が受け入れられる。

エラルド

 → リムルが魔王になったおかげで、ヴェルドラと交渉が可能になったとする方がよい。

リムルは加えて、

 → 他の魔王がヴェルドラのみが脅威だと思ってくれる

 → ヴェルドラと交渉可能だということで、テンペストに下手にちょっかいを出してくる国が減る

ということを利点にあげ、参加者たちから賛同を得ます。

ヴェルドラの威を借りることで同意を得たうえで、

リムルは、今後の方針について話します。

3.ファルムス王国国王へのヨウム擁立計画

リムルの今後の方針は

〇英雄ヨウムをファルムス王国の新国王として擁立する計画

 → エドマリス王を解放、ファルムス王国に賠償を求める。

 → 賠償にまともに応じないであろうファルムス王国に内戦を起こさせる。

 → その上で滅ぼし、新しい国として生まれ変わらせ、そこにヨウムを据える。

ドワルゴン代表ガゼル王はヨウムを試した上で、容認し、ヨウムが王となった以後は、ドワルゴンとの農作物交易を求めます。

ブルムンド王国代表フューズもヨウム擁立を支持し、ブルムンド王国と懇意にしているファルムスの貴族ミュラー侯爵とヘルマン伯爵と交渉し、ヨウム擁立の際は後ろ盾になってもらう計画を話します。

サリオン代表エラルドはフューズに対して、ブルムンド王国がなぜ魔物の国テンペストを支持するのか真意を問います。

フューズは、ブルムンド王国は弱小国家なので、対立より共存を選ぶと言います。また、テンペスト救援の命令も国王から出ていると話します。

フューズの本意を聞いて、エラルドは納得します。

4.テンペストとサリオンとの国交

さらに、エラルドはリムルに対しても、魔王の力をどう使うつもりなのか問いかけます。

リムルは、「俺が俺の望むままに、暮らしやすい世界をつくりたい。できるだけ、みんなが笑って暮らせる、豊かな世界を。」と言います。

エラルドは「そんな夢物語のようなことがほんとに実現できるとでも?」と反論しますが、

リムルは、「そのための力さ。力なき理想は戯言だし、理想なき力はむなしいだろう。」と言います。

エラルドはリムルの本音を聞き、改めて、魔導王朝サリオンの使者としてジュラテンペスト連邦国との国交を求めます。

リムルは歓迎して受け入れます。

最後にクレイマン戦への決意を固めて、一旦会議は終わります。

一旦終わったかに見えた会議でしたが、ラミリスがすべての魔王たちが集まる特別な会合であるワルプルギスがクレイマンの提案で開催されようとしていることを伝えます。

5.ワルプルギスの開催

エラルドが古い文献に記された内容を話します。、「魔王が集い、大戦が起きた。」

魔王が集った日を西方正教会がワルプルギスと命名したそうです。

ラミレス曰く

 → ワルプルギスは単なるお茶会みたいなもの

 → ワルプルギスは魔王3人の賛同で開催。(今回は、クレイマン、ミリム、フレイ)

 → 今回の議題はジュラの大森林に新たな盟主が誕生し、魔王を名乗っていること。

さらに、偽魔王に制裁を加えるのは自由だが、今回わざわざワルプルギスを開くのは、

ラミリス曰く

 → カリオンがジュラの大森林への不可侵条約を破ったこと。

 → カリオンが、ミュウランがクレイマンの配下だとリムルにばらし、リムルがミュウランを殺したことだそうです。

さらに、カリオンは殺され、クレイマンが配下の魔人に出撃を命じたということを話します。

リムルは、ミュウランを殺してないとミュウラン本人を紹介して示します。

また、ラミリスに他の魔王の動きを聞きますが、ラミリスは知らないと言います。

ラミリスによると、ワルプルギスは3日後の新月の夜に開催されるそうです。

ラミリスは、リムルの味方になるために来てくれたのでした。

会議はまだまだ続きそうなので一旦休憩となります。

結局、人魔会談第一部で決まったことは、

 → リムルは西方正教会の動きはとりあえず様子見

 → 各国に公表することは、1.リムルが魔王を名乗る。2.ファルムス王国軍はヴェルドラに壊滅させられた。3.テンペストはそのヴェルドラを説得、交渉できるようになった。

 → ヨウムを国王とする新生ファルムス王国に関して、ドワルゴン、サリオン、ブルムンドの支持を得る。

 → テンペストとサリオンは国交を樹立する。

 → クレイマン及びワルプルギスについては追って考える。

休憩

ここからは、お風呂に入ったりなどの休憩パートです。

休憩しながらも、各々の商談も進みます。

エラルドは、サリオンとテンペストの間の街道整備を暗にお願いします。

→ リムルは街道整備は受けるが、街道上の警備と宿屋運営もテンペストが行い、サリオンが通行税を払うことを条件にします。

→ 通行税に関する交渉を数年に1度は行えることを条件にして両者は合意します。。

人魔会談第二部

シオンの捕虜尋問の結果報告から食事をしながら人魔会談の第二部がはじまります。

尋問の結果

〇エドマリス王はファルムスからテンペストに流通の拠点が移るのを恐れ襲撃

〇レイヒム大司教の黒幕は、西方正教会のニコラウス・シュペルタス枢機卿で、テンペストを「神に対する明確な敵対国として討伐する予定」だそうです。

→ リムルは、予定ならまだ交渉予知はあるのではと考える。

→ ブルムンド、ドワルゴン、サリオンはテンペストとの国交を宣伝して西方正教会をけん制してくれる

▽今後のファルムスについて

エドマリス王、レイヒム大司祭をヨウムが救出したことにして凱旋を演出する。

→ その際、ディアブロをお供につける。

▽クレイマンとの戦さについて

〇クレイマンの狙いはリムル

〇ソウエイの報告では

 → クレイマンの軍勢はおよそ3万、魔王ミリムの領地で編成中。率いているのはヤムザ

 → ミュウラン曰くクレイマンの側近五本指は、ヤムザ、アダルマン、ナインヘッド、ピローネで、氷結剣士ヤムザは五本指最強。

〇クレイマンの目的

 → 会議の結論は、クレイマンの狙いはテンペストへの攻撃でなく、領主のいないユーラザニアの避難民を虐殺し、その魂を使って真なる魔王に覚醒すること。

 → クレイマンの軍勢は2日でユーラザニアに到達。

 → テンペストからの進軍は間に合わない

地図を囲んで作戦会議がはじります。

テンペストからの進軍は間に合わず、クレイマンの魔王覚醒(78%)を防げないと悲観ムードです。

しかし、リムルの進化したユニークスキルこと、ラファエルさんが、会議中に空間転送魔法を開発し、全軍を瞬時に前線に送ることができるようになりました。

これで、テンペスト軍はクレイマンの策を上回ることができます。

みんなに転送魔法を用いる同意を得たうえで、リムルは「必ず勝て」と発破をかけます。

こうして、長かった会議は終結します。

会議後には、リムルがワルプルギスに参加し、クレイマンと相対することを決め、一同は、クレイマンとの戦いに備えます。

 

テンペスト襲撃がひと段落してのこのパートが転スラの大きな醍醐味の一つなのかなと思いました。単なるバトルだけでなく、リムルがテンペストをどのように率いていくのか、政治的なお話が出てきて、他の異世界転生系とは違う魅力を発揮しているように思います。

会議中、会議後には、他の魔王たちの動向も展開され、クレイマンとの決着まで盛り上がっていくパートになっています。そんな人魔会談パートが4位です。

3位:テンペスト襲撃(Season 2, Ep.6 第29話 ~ Ep.8 第31話)

リムルの正式な帰国を前に、お祭りの準備をするテンペスト。

平和な日々が続くかに思えましたが、ソウエイらから、ファルムス王国の完全武装の騎士たちがテンペストに向かっているという報告が、リムルに留守を任されていたベニマル、リグルドのもとに届きます。

ソウエイの報告によると、ファルムス本国では、戦争の準備も行われている様子です。

リムルへの早急な連絡をとろうと話し合っているところ、獣王国ユーラザニアから魔王ミリムとの戦いに備えて、ユーラザニアの民を避難民として受け入れてほしいとの要請が来ます。

詳細を聞こうとしたところ、突如通信が途絶えます。

その頃、テンペストには、悪党の異世界人3人がやってきています。

左から、橘恭弥、田口省吾、水谷希星

ファルムスからテンペストでひと騒動起こすよう言われやってきました。

女性の異世界人、水谷希星がゴブゾウに襲われたと騒ぎを起こします。

周りの人々はゴブゾウを疑い始め、騒ぎになりかけますが、ゴブ太が救援にかけつけ収まります。

しかし、希星はユニークスキルを使い、人々を殺そうとします。現れたシュナが無効化します。

シュナは異世界人たちにお引き取りを願いますが、結局、異世界人たちはシオンたちに攻撃をはじめます。

同じころ、クレイマンから遠隔で命令を受けたミュウラン(ヨウムの仲間としてテンペストにやってきていた)が、大魔法アンチマジックバリアを発動します。

これにより、テンペストは外部から連絡が取れなくなり、さらに結界内部の魔物たちは外からの神聖魔法で、力を弱められ、シオン、ゴブ太たち、異世界人たちと対峙している者たちは大ピンチに陥ります。

シオン達の戦いは終始劣勢で展開します。

さらに、そこにファルムス軍の応援がやってきます。

ファルムス軍は、省吾が魔物に襲われているという呼びかけに応えて、テンペストを攻撃し始めます。

ファルムス軍の攻撃により、テンペストからは火の手が上がります。

リムルは、ヒナタ・サカグチの襲撃を受けていましたが、辛くも逃亡し、テンペスト周辺の洞窟へ瞬間転移します。

そこで、傷ついた仲間たちに遭遇します。

リムル一行はテンペストに入ろうとしますが、内部からの魔法不能領域(アンチマジックエリア)と外部からの神聖魔法結界(→魔素濃度を低下させる→魔物を弱体化させる)に阻まれます。

リムルは、ソウエイに外部から結界を張っているものを見つけ出すよう指示を出し、ガビルには待機を命じて、結界内部に入ります。

結界内に入り、ぼろぼろになったテンペストの市街をかけていきます。

リグルドに迎えられ、対策本部へ向かうよういざなわれますが、リムルは広場の方面が気になります。

リグルドに止められそうになりつつ、広場へ向かおうとしますが、爆音が聞こえそちらへ駆け出します。

行ってみるとベニマルがミュウランをかばうヨウムたちと戦っているところでした。

リムルは争いを止めます。

ベニマルは結界の術者であるミュウランをとらえようとしたところ、それをかばうヨウムと戦闘になった旨を伝えます。

ヨウムは、ミュウランを助けてくれるようリムルに頼みます。

ミュウランは助けてもらう資格はないといいながら、リムルを広場の方に案内します。

広場には、今回の襲撃で亡くなったテンペスト市民の無数の遺体が安置されていました。

リムルは、人間を襲わない、仲間内で争わない、他種族を見下さないとみなに命じたことが今回の事態を招いたのでは、と煩悶します。

ミュウランは自分のせいだと言い、リムルは一瞬怒りに冷静さを失い、ミュウランを殺そうとしますが、大賢者に因果関係は外からの結界による方が大きいと指摘を受け、冷静に戻り、各々の報告を受けることにします。

リグルドの話によると、ファルムス王国軍は、テンペストが降伏しなければ、1週間後に西方正教会とともにエドマリス王直々に率いて攻撃してくるようです。

リムルは、ヒナタとの会話を思い出し、最初から西方正教会とファルムスがグルだと推察します。

テンペストのおかれた状況は

▽ 西方正教会は魔物の存在を認めない教義により攻めてくる

▽ ファルムスは、テンペストの発展で交易の利益が脅かされたため攻めてくる

 → ミョルマイルの話によると、テンペストを中心に新しい交易路が生まれ、流通に大きな改革が起き始めている。

 → ファルムスはもともと西側諸国の玄関口

 → 莫大な関税の利益が損なわれるのを懸念

リムルは、テンペストの正当性を訴え、ミョルマイルにブルムンドへテンペストの支援を求めに行くよう頼む。

また、クレイマン配下のミュウランは迎賓館に閉じ込める。

そして、けが人の見舞いに行きます。

ハクロウ、ゴブ太は重症ですが、無事でした。

リムルが治療してあげます。

しかし、シオンの行方を問うとみんな浮かない顔をします。

ベニマルは、リムルを再び広場へ案内します。

多くの遺体が安置されている中に、傷つき息を引き取ったゴブゾウを見つけ、悲しむゴブ太。

さらに、その先では、シオンも息を引き取って横たわっていました。

リムルは、他の仲間を帰し、ひとりシオンの亡骸の前でうなだれます。

仲間たちが多数死亡するという衝撃的な展開をするこのパートが第二期のハイライトのひとつともいえる場面です。

テンペストの政治的な位置も現れ始め、衝撃的な展開にこれからどうなるのか目が離せなくなるシーンでもあります。

2位:動き出す麗人(Season 2, Ep.7 第30話 ~ Ep.8 第31話)

ヒナタ・サカグチvs戦が第二位です。

シズさんから預かっていた、異世界から召喚されてきた子供たちと別れ、イングラシアを後にするリムル。

しばらく、平原を駆け抜けた後、空間転移をしようとするリムル。

しかし、不穏な気配を感じ警戒戦態勢をとります。

辺りをうかがっていると、ユニークスキル大賢者から、広範囲結界にとらわれたという報告を受けます。

空間外への空間干渉系のスキルが禁じられ、空間転移ができなくなります。

傷ついたソウエイの分身体が現れ、想像を絶する敵の存在を告げ、逃げるよう促されます。

ソウエイの分身が消えると、大賢者からさらに別種の広範囲結界にとらわれたという報告を受けます。

スキル禁止系の結界に捕らわれたようで、リムルはレジストしますが、魔法系統スキルに制限がかかります。

リムルは、ソウエイが意思伝達をする前に結界を張った用意周到さから自分が狙い撃ちにされたと推測します。

用意周到な戦い方からプロの仕事だなと思っていると後ろから人影が近づいてきます。

颯爽とした様子でやってくる女戦士。

気配に気づき、振り向くリムル。

女戦士は、はじめまして、と言いますが、もうすぐさようならだけど、とも言います。

リムルは、一人でやってきた自信に感心しつつ、相手がホーリーナイト(法と秩序の守護者であり、魔物の天敵)であると見た目から判断します。

リムルは人違いなのでは、ととぼけてみせますが、女ホーリーナイトは、こちらが魔物の国の盟主リムル・テンペストだと知っています。

リムルは自分は見ての通り普通の冒険者なんだけどな、ともう一度とぼけてみせますが、女ホーリーナイトは密告があったことを告げ、とぼけても無駄だと言います。

イングラシアには様々な目があるという女ホーリーナイト。

リムルは誰が自分を売ったのか、心当たりがありません。

「君の街がね。邪魔なのよ。」という女ホーリーナイト。「だから、つぶすことにしたの。」とあっさり言います。

リムルは、反発し、すでにテンペストが攻撃されているのか尋ねますが、女ホーリーナイトははぐらかします。

リムルは、なぜテンペストをつぶそうとするのか理由を問いますが、女ホーリーナイトは、質問に答えず臨戦態勢に入ります。

リムルは、せめて名前ぐらい教えてほしいんだけど、と聞くと、女ホーリーナイトは、「魔物なのに名前に興味があるの?」といいつつも名乗ってくれます。

彼女は、「神聖法王国ルベリオスにおける神の右手、法王直属近衛師団筆頭騎士にして、聖騎士団長、ヒナタ・サカグチ」だと名乗ります。

「短い付き合いになると思うけど、よろしく」というヒナタ。

リムルは驚きます。シズから話を聞いていたあのヒナタでした。

ヒナタは、リムルが自分のことを知っているらしいことに驚きますが、さらに攻撃姿勢をとります。

リムルはシズとの経緯を話そうとしますが、ヒナタは、「魔物の言葉に興味はない。」と襲い掛かってきます。

リムルは間一髪で、一撃を交わします。

最初の一撃を交わしたことに感心するヒナタ。

「さすがは、シズ先生を殺した魔物。かたきは討たせてもらうわよ。」とヒナタ。

リムルは、自分が日本人であること、シズにヒナタのことを頼まれたことを話そうとしますが、ヒナタは聞く耳を持たず、さらに攻撃を仕掛けてきます。

リムルはさらに説得を続けようとしますが、ヒナタは、「情報」通りに日本人の演技をしていると言って、相手にしません。

リムルは、密告者が自分が日本人だという「情報」を知っている人間なのかと推測します。

考えている間もヒナタは攻撃を仕掛けてきます。

リムルは、一人で自分とやりあうのかと挑発しますが、逆にヒナタは、この結界内で自分に勝てると思うのかと言い返します。

猛攻を仕掛けてくるヒナタ。

痛覚無効が無効化されている上に、三つの剣撃を入れられ、劣勢のリムル。

ヒナタは、三撃しか入れられなかったと、少しリムルに感心しますが、またすぐに攻撃を開始します。

猛攻の末、また一発入れられそうになるリムル。

ヒナタの攻撃の危険性に感づきます。

大賢者の報告によると、ヒナタの攻撃は精神体(スピリチュアルボディ)への攻撃だそうです。

そして、あと三回、攻撃を食らうと絶命すると大賢者は報告します。

ヒナタは、リムルはもう詰んでいるのだと言います。

ヒナタが張った結界、ホーリーフィールドは西方正教会が誇る究極の対魔結界だそうで、結界内では、魔素が浄化されるらしく、上位の魔物でも、存在を維持するために大量の魔素を奪われ、弱体化してしまうそうです。

ヒナタは、自分が出向いた理由を言いつつ再び猛攻を開始します。

リムルはあと一回で絶命するところまで追い込まれます。

ヒナタは出向いてきた理由をリムルがシズ先生を殺したと聞いたからだと述べます。

リムルは反論しようとしますが、ヒナタは聞く耳を持ちません。

この世界でヒナタにやさしかったたった一人の人、シズ先生の敵をとるためにリムルに剣を向けます。

リムルは、誰がヒナタにシズとの関係を伝えたのかわからないが、脚色されまくって自分が完全に悪者にされていることを感じます。

仲間が心配か、尋ねるヒナタ。当り前だと答えるリムル。

帰してあげるつもりはないというヒナタ。

勝ち誇るのはまだ早いといいつつ、リムルは今度はこちらから仕掛ける。

しかし、動きは見切られています。

押されながらこいつは強い、と驚嘆するリムル。

ヒナタは、リムルの動きを褒めつつ終わりだといいます。

ヒナタの剣の特殊能力、デッドエンドレインボーは相手が精神生命体であっても、七回目の攻撃で死に至らしめることができます。

リムルはあと一撃で終わりです。

せいぜい悪あがきをするさと言ったリムルは、炎の上位精霊イフリートを呼び出し、攻撃します。(ユニークスキル変質者(うつろうもの)にて、イフリートを純粋な精霊として分離)

イフリートと共に攻撃するリムル。

しかし、避けられ、さらにイフリートは苦しみだします。

大賢者の報告によると、ヒナタのユニークスキルで強制的に奪われそうになったそうです。

リムルは、イフリートを奪おうとしたのかと問うと、ヒナタは自分のスキルを見破られたことに少し驚きますが、改めて自分のユニークスキル簒奪者(コエルモノ)を明かします。

リムルは、コエルモノはリムルのユニークスキル、暴食者(グラトニー)みたいなものかと考えていると一つの案が思いつきます。

そして、最後の手段を使うしかないと、腹をくくります。

ヒナタに向かって、改めてシズさんから学校の子供、クロエたちとともにヒナタのことも任されていたのだと言います。

そして、時間がない。次で決めさせてもらうと言います。

ヒナタは、少し笑いつつ、最後に少しだけ本気を見せてあげましょうといいつつ構えます。

そして、次の一撃による今までの比ではない激痛を予告します。

「死になさい、デッドエンドレインボー!」とヒナタ。

「目覚めろ、グラトニー!」とリムル。大賢者が発動させ、リムルは意識を失います。

リムルは刺されたかに見えますが、いろんな魔物の特徴を取り込んだ戦闘形態に移行します。

ヒナタは、デッドエンドレインボーで死ななかったため魂はないと判断。

アストラルバインドでリムルの動きを止めようとしますが、攻撃を受けます。

すべて避けたのち、精霊を召喚します。

精霊に動きを止めさせた後、ディスインテグレーションというとんでもない技で攻撃します。

跡形もなく消滅するリムル。

完全敗北です。

「かたきは討ったわ。シズ先生。」と微笑み嘆息し、ヒナタは去っていきます。

ヒナタが去ると、草むらに隠れていたリムルがひょっこり姿を現します。

ヒナタが去ったのを確認し、安堵するリムル。

リムルはマジでやばいと思っていたので、イフリートを出して戦っている時に分身体を出して、逃げていたのでした。

結界がなくても負けていたかもとヒナタ戦を回想するリムル。

ヒナタが全然人の話を聞かなかったことに改めて怒るリムル。

ランガは、主(リムル)の勝ちと言って過言ではなかったとおだてます。

一通りおだててもらった後、リムルたちは、急いでテンペストへの帰途につきます。

ヒナタ・サカグチとの戦闘は、全体的に迫力満点で、特にヒナタの必殺技ディスインテグレーションは非常にかっこよかったです。

平穏な草原を、平和に帰ろうとするシーンが一変して激戦の場となる展開が熱いです。

颯爽とした登場の仕方から、ヒナタのすごさが伝わってくるのも印象的でした。

怒涛の展開へ向かっていくヒナタの登場と戦闘が第二位です。

 

1位:神之怒(Season 2, Ep. 第33話 ~ Ep.12 第35話)

第一位のシーンは、テンペストの復讐戦です。

テンペスト襲撃後、ミュウランを救い、みんなを集めたリムルは、今後の人間たちへの対応とシオン達への蘇生についての会議を行います。

リムルは、みんなを前に魔王になろうと思うと話します。

ファルムス王国軍1万名以上の命をヨウブンに魔王に進化する計画です。

そして、転生からここまでのことを語り、自分の出会ったみんなが家族ともいえる大切な者たちだと話します。

今回の襲撃事件について、リムルは自分の責任を攻めますが、みんなは各々に責任があるということでそれぞれ反省します。

みんなは、リムルが魔王になっても従うのみということで一致します。

人間との関係について、リムルは

 → 人間は周囲の環境で善にも悪にも染まる

 → 長期的には人間と魔物の垣根は取り払えると信じる

 → 現在は人間に自分たちの存在を認めさせることが先決

 → テンペストは他の魔王をけん制し、人間たちの国の盾としての役割を担う。

ファルムス連合軍への作戦会議に移ります。

→ 三日後にはテンペストに到着するファルムス連合軍

→ リムルは魔王に進化するため、連合軍で一人で対峙することを話します

→ 仲間たちには、テンペストに四方から結界を作っている部隊を攻撃するよう任せます

→ シュナとミュウランには、敵の結界が消えた後に死んだ者たちの魂をとどめるために新たな結界を張ってもらうよう任せます

こうして、それぞれの戦場へ向かっていきます。

ファルムス連合軍へ攻撃を仕掛けるテンペストの魔物たち。

各々に見せ場があります。

一方、連合軍本部隊の宿営地上空へやってきたリムル。

大賢者から、魔法術式の準備が整った報告を受けます。

「せめて、俺の進化の役に立てることを光栄に思うがいい。」と言うとファルムス連合軍本隊への攻撃を開始します。

アンチマジックエリアを発動し、敵の魔法を封じます。

そして、連合軍周囲に無数のスライム上の物体を放つと攻撃を開始します。

「死ね。神の怒りに焼き貫かれて。メギド!」を放ちます。

スライム状の物体から無数の光線が発射され、次々にファルムス軍を殺害していきます。

大賢者は倒した敵の死者をカウントしていきます。

ファルムス連合軍の兵士たちは何が起こっているかもわからず次々倒れていきます。

まさに、神の怒りを表すような、圧倒的な力を見せるリムルでした。

一方、ファルムス連合軍陣営テントでは、エドマリス王とレイヒム大司教が謎の攻撃におびえていました。

省吾の身体に乗り移った魔人ラーゼンと騎士長フォルゲンが駆け付けます。

フォルゲンはユニークスキル率いる者で、生存者を集め、肉の盾にして脱出することを提案しますが、メギドの光線に当たり、あっけなく死亡します。

本陣テントへ舞い降りたリムル。

省吾の身体を乗っ取った魔人ラーゼンが自己紹介しようとしますが、本題に入る前にあっさり殺されます。

リムルは、近くにいた兵士たちも倒したところで、新たなユニークスキル「心無者(むじひなるもの)」を獲得します。

テントからエオマリス王とレイヒム大司祭が出てきます。

リムルは、影武者かと思い殺そうとしますが、どうやら本物らしいです。

王以外皆殺しにすると言うと、レイヒム大司祭が、西方正教会でテンペストを擁護するからといって命乞いをしてきます。

また、エドマリス王も王っぽく振舞おうとしますが、リムルにすごまれ、ビビりながら友誼を結びに来たのだと弁明します。

リムルは、一方的に宣戦してきたのに、今更何を寝言を言っているんだと請け合いません。

エドマリス王はさらに続けて弁明し続けますが、弁明するほどにリムルは不快になっていきます。

なので、エドマリス王の腕一本をふきとばします。

うめき声をあげるエドマリス王と、びびるレイヒム大司教。

エドマリス王を黙らせたところで、大賢者からユニークスキルの「むじひなるもの」の効果の説明を受けます。

→ 能力を発動したときに、戦意喪失した相手の魂を掌握し、死を与える能力のようです。

必要な魂の量を得るために、むじひなるものを使用し、生き残ったファルムス連合軍の魂をすべて奪い、殲滅します。

エドマリス王、レイヒム大司教を除いたすべてのファルムス連合軍を滅ぼしたリムル。

魔王への進化に必要な魂の量を獲得しました。

エドマリス、レイヒムの元に舞い戻りますが、そこで進化前の眠気に襲われ、ランガを呼び出します。

眠気に襲われつつ、ランガにエドマリス、レイヒムを捕虜にするよう命じ、死亡したファルムス連合軍の遺体を供物にして、悪魔を召喚します。

死んだフリをしているやつ(ラーゼン)を捕まえるよう命じて、ふたりの捕虜とともにテンペストに戻ります。

個人的な転スラ第二期の第一位のシーンは、圧倒的な力でファルムス連合軍を蹂躙するシーンでした。

他の仲間たちの活躍シーンも迫力があってよかったですが、ラーゼンやファルゲンを含め敵方が手も足も出ないという状況が主人公の最強さを際立たせていて好きでした。

テンペストを攻撃され、防戦一方だったリムルが反撃に出て、かつ完膚なきまでに相手を圧倒するので見ていてスカッとします。

第二期で最も盛り上がると言って過言でないシーンだと思います。

 

ここの主のnanayoはBGM制作を行っています。

聞くだけなら無料なので、もし興味があれば私のAudiostockのチャンネルを覗いていってくださるとうれしいです。

→ nanayoさんのプロフィール Audiostock

投稿者: yochinr

https://yochiinu.bandcamp.com/ で、ヨチーヌ・ゾンビーヌ名義で楽曲を発表しています。 Youtube→ https://www.youtube.com/watch?v=oBeym2TZ66k Soundcloud→ https://soundcloud.com/user-764011222 Twitter → https://twitter.com/g6zrhmzyky2pufi

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