以下は、ボージャック・ホースマンのseason2の1~6話までのあらすじです。
シーズン2-1(14)「生まれ変われば」(“Brand New Couch”)
ボージャックの子供時代の回想。ボージャックは子供時代、母親から辛く当たられていた。
ボージャックは自分の自己嫌悪の性格を直そうと、自己啓発のオーディオブックを聴き、その通りの生活をはじめる。
家のレイアウトを変えるが、トッドはカウチが変わったことをぼやき、車でしか寝れないという。
ボージャックのあこがれの人だった、伝説的競走馬のセクレタリアトの伝記映画の撮影がはじまる。
ボージャックは、うまく演技ができずに、撮影はつまずく。
監督はコスチュームのダイアンには、厳しく、トッドのことは気に入る。
ダイアンは紛争地帯の北コルドヴィアでの取材に誘われている
ボージャックは、シリアスなシーンでの「ここでなにしてるんだ?」(What are you doing here?)のセリフを明るく言ってしまう。撮影中、ケーブルにアシスタントのひとりがつまずき、撮影セットが壊れ、撮影が延期になる。
帰りの道中、ボージャックはコメディショーの「馬か騒ぎ」(horsing round)の間は、演技のことなど考えていなかったと告白する。
対策をいろいろ語るが、結局何もできず、2日後の撮影再開日になる。
プロデューサーと監督は、ボージャックの3D撮影をして、彼が使えないときに備える。
ボージャックと母親との確執の過去が描かれる。
撮影直前、自己啓発オーディオを聴いているところに、母親から電話がかかる。
母親は、過去の行動を謝るが、ボージャックは幸せにはなれないとも語る。
電話後、オーディオを切り、撮影にむかう。演技はうまくいき、撮影が続く。
キャロラインはルタバガと仲良くなる。
シーズン2-2(15)「過去から来た女」(“Yesterdayland”)
ボージャックはいろいろな女性と会い、一夜限りの関係を持つが、満足できない。
トッドは自分のディズニーランドを作ろうと画策する。
ボージャックはある日、ペンギン社の社長ピンキー・ペンギにローラースケート場のあるバーで出会う。
彼は、出版会社をやめて、ネットテレビ放送局で働いており、上司の30年意識不明だった女性ワンダが目を覚ましたことのお祝いで来ている。
ワンダと会ったボージャックは強く惹かれる。
二人は、そのまま、バーで話し込み、ボージャックの家に行って、一晩話し込み、その後で関係を持つ。
これまでの女性関係と違い、ボージャックはずっと一緒にいたいと伝える。
二人は、トッドのディズニーランドへ行く。トッドのディズニーランドは、中古のマットレスやところどころ燃えていたりと独創的だったが、二人は、楽しむ。
ピーナッツバターがトッドのディズニーランドに関わろうとやってくる。このアイディアは、トッドが自分の番組に参加しているときに沸いたものだから、これは二人のビジネスだと言う。
ボージャックとワンダは映画の撮影現場などで、デートを重ね、50年代をフィーチャーしたカフェに行く。
50年代の音楽の中で、二人はロマンチックになるが、後ろの席にいた同じく30年意識不明だった男とワンダが意気投合しはじめ、ボージャックは穏やかでなくなる。
その男、アレックスをつけると、彼が、KGBのスパイだったことが分かり、本国に連絡を取ろうとするがとれないでいる。
一方、トッドは、ディズニーランドの件で、訴えられるが、勝訴する。
トッドの勝訴パーティーで、トッドはこのディズニーランドビジネスは自分ひとりのものだと言い、ピーナッツバターを追い払う。
ボージャックはパーティーで招いたKGBのアレックスをみんなの前で、スパイだと告発する。しかし、逆にアレックスに同情的な雰囲気になり、ボージャックはワンダから嫌われる。
トッドのディズニーランドでワンダとアレックスはデートしている。そこに、ボージャックは現れ、関係を取り戻そうとする。
トッドは事故を起こし、ディズニーランドで火災が起こる。ピーナッツバターがトッドを助け、二人の仲が戻る。
ボージャックとワンダも炎の中、ボージャックが心の内を打ち明け、きみがもっといいやつになりたいと思わせてくれた、と言い、二人の仲は戻る。
シーズン2-3(16)「やり直せるなら」(“Still Broken”)
「馬か騒ぎ」時代の回想。ハーブ、ジョエル、サラ、ブラッドリー、ボージャックはみな仲がよかった。
現在。ハーブが亡くなった。
ハーブはガンだったが、最後は、交通事故で亡くなった。
ボージャックの旧友でハーブの元恋人のシャーロットは、ニューメキシコのサンタフェ近くに暮らしているという。
葬式パーティで、ひとりになりたくなったボージャックがハーブの寝室にいると、長女役のジョエルが入ってくる。サラ・リンとブラッドリーも入ってきて、家族がそろう。ボージャックは喜ぶが、他のメンバーはそうでもない。
互いのさえない現況やハーブについて話していると、盲目のハーブの代理人がやってきて、フロッピーディスクを渡す。
ゴールドのありかをここに記したという手紙も一緒に受け取る。ボージャックはふたたび、家族の絆を取り戻そうとみんなに提案し、ハーブのオフィスへ向かう。
一方、ハーブの葬式にビジネスの売り込みのため来ていたキャロラインは、成り行き上、特に関係もなかったハーブとの思い出について話すことになる。
ジョエルがハーブのコンピュータのパスワードは「password」だと思いつき、ハーブのオフィスでコンピュータを起動させるのに成功し、フロッピーの中身を確認すると、倉庫のロッカーの場所が記されていた。4人はそこに向かう。
しかし、ゴールドは盗まれた後だった。サラ・リンはハーブとの会話を思い出し、彼が小説を書いていて、ハーブの死後にその小説を出版してくれと頼まれていたことを思い出す。
残された手紙などから、ボージャック達は喪主のヘンリーウィンクラーが原稿を盗み、ハーブを殺害したのも彼だと推測する。
葬儀パーティでは、キャロラインが作り話のハーブとの思い出話で場を盛り上げていた。そこに、ボージャック達は乗り込み、ヘンリーを問いただす。
すると、ヘンリーはハーブの原稿を取り出し、これは完全に駄作で彼のキャリアに泥を塗るので、ハーブの世話をしていた熊のティナと相談して、燃やすことにしたのだという。ハーブの原稿を読んだボージャックも納得する。
ボージャックはハーブとの仲を取り戻したかったというが、ヘンリーに、もうそれはできないのだと、言われ、場は静まる。
キャロラインはハーブの親友として、遺品の壺を受け取る。
ベンチに座り、黄昏を見るボージャック。トッドは、性格を変えようとしたりしながら、あちこち行くが、ボージャックのもとにきて、普通にもどる。
ボージャックはハーブとの思い出を振り返る。
思い出の中、ボージャックが「馬か騒ぎ」が終われば、全て変わってしまうことが怖くないかとハーブに聞くと、ハーブは未来は明るいと答える。
シーズン2-4(17)「パーティーの後に」(“After the Party”)
ダイアンの誕生日デートの後、家に戻ってきたピーナッツバターとダイアン。家に帰ると、ピーナッツバターはダイアンにサプライズのパーティーを用意していた。
しかし、怒り出すダイアン。ピーナッツバターに怒り出したダイアンは、勝手に奥に引っ込む。
様子を見ていたボージャックらパーティに呼ばれた一同は、パーティ場から次々退出していく。
キャロラインとトッドは一緒に帰宅するドライブの途中で、ビンセントによく似た少年を見かける。(ビンセントの一番上の部分)キャロラインはビンセントに息子がいたのだと勘違いし、怒って、トッドに家で飲んでいくよう連れていく。
トッドとキャロラインが家で話していると、チャイムが鳴る。トッドは逃げ出し、さきほどの少年がケヴィンと名乗って、ビンセントが話をしに来たのだと伝え、トイレに行く。
キャロラインが目を離しているすきにケヴィンはビンセントに変装し、ケヴィンと自分は別人で、息子がいたことを詫び、キャロラインとは仲を続けたいのだという。キャロラインとヴィンセントは話し合うが、結局別れることになる。キャロラインはヴィンセントとケヴィンが同一人物だと気づかない。
ボージャックとワンダはパーティ帰りのドライブで会話をし、ワンダのオチのない話にボージャックはフラストレーションを感じる。そのとき、路上を歩いていた鹿をはねる。鹿は森に逃げ、ワンダは彼を追って、病院に連れて行かなければというが、ボージャックは乗り気でない。
ワンダが勝手に追いかけていき、ボージャックは仕方なく追いかける。鹿は、健康保険に入ってないので病院に行きたくないというが、ボージャックがお金は払うといい、病院に連れていく。
ワンダとボージャックは病院で再び会話をはじめ、ワンダの話のオチは先ほどのオチのないと思われていた話のオチにつながっており、ボージャックは良い話だと納得する。物事には、時間のかかるものもある(I told you.Some things take time.)、とワンダは言う。
めちゃくちゃになったパーティの後も、ダイアンの怒りは収まらず、ピーナッツバターと家の中で、言い争う。ピーナッツバターはダイアンのために趣向を凝らし、パーティ会場を作っていたが、ダイアンはピーナッツバター自身が楽しむためだと、怒る。
しかし、スターバックス風パーティ会場で言い合っていた時に、ダイアンもあきれつつ折れはじめ、ジェリーで満たしたプールで二人横たわり、仲は戻り始める。
ダイアンは、戦場地帯での半年の取材に行きたいと願っていて、それを止めるピーナッツバターと再び喧嘩になるが、ダイアンの何も変わらない夫婦のままでいたくはないという話や妻であるとともに、自分の人生も生きているのだという話にピーナッツバターも自分の気持ちを語って、納得する。
パーティケーキの中で、ドッキリを待ち構えていたポール・マッカトニーは誰もいないパーティ会場に出てきて、去っていく。
シーズン2-5(18)「チキン狂騒曲」(“Chickens”)
冒頭、ボージャックはジェントルファームの広告を見ている。
ジェントルファームはニワトリにやさしい農場と謳っている。
ダイアンを助手席に、広告を見ながら運転していたボージャックは前の車にぶつかる前にあやうく急ブレーキを踏むが、後ろで交通事故が起きる。
交通事故の中、ニワトリが逃走する。
ボージャックはセクレタリアトの監督ケルシーとの信頼関係を強くしようと苦労している。ケルシーの娘アーヴィンが撮影現場に来ていて、監督はダイアンに仕事場から連れ出すよう言う。アーヴィンはダイアンを軽く見ている。
ボージャックは姪の結婚式に来ているキャロラインに、監督との関係を相談するがよい答えは得られない。
ピーナッツバター邸では、トッドとピーナッツバターが仕事の打ち合わせをしているがピーナッツバターは勝手に出ていき、トッドは取り残される。キャロラインに今後を相談しているところに先ほど逃走していたニワトリが現れる。
ニワトリを捜索している警察が聞き込みに来るが、トッドはこのニワトリは自分の妻で、ベッカという名だと言って、ごまかす。
ダイアンとケルシーの娘アーヴィンが帰ってくる。話し合いの末、ニワトリのベッカを連れ出すことになる。一同は警察に追われることになる。
テレビでは、ニワトリの脱走が伝えられており、チキンフォーデイズのCEOがお詫びのチキンセールを売り込んだり、このチキンは学校や仕事場にいるチキンでなくフード用チキンだと解説したりしている。
ダイアン達一同はベッカをジェントルファームに連れていくことにする。
警察からの電話でアーヴィンが自分の車で脱走したニワトリをジェントルファームに連れて行こうとしていると知ったケルシーはボージャックに説得され、ともにアーヴィン達を助けに行く。
トッドたちは、ベッカをジェントルファームに引き渡すことに成功するが、結局、そこでも、最後には、殺されてしまうとトッドは嘆き、一同は、ジェントルファームにベッカを取り戻しに戻る。
ボージャックとケルシーは救助に行くも、途中車がパンクする。しかし、トラックドライバーに助けてもらう。
トッドたちは、ジェントルファームの人々に追われるも、他のニワトリともども、自由にすることに成功する。
しかし、最後は、警察に捕まる。
捕まっているところに、ケルシーが現れ、アーヴィンはダイアン達をクールだと言う。
ボージャックが現れ、有名人の力を使って、全員を解放する。また、ニワトリのベッカも、ボージャックのドリュー・バリモアとのコネを使って、自由にする。
最後はみんなでブリトーを食べて、帰る。
シーズン2-6(19)「上級者向けの愛」(“Higher Love”)
ピーナッツバターはトッドとの事業失敗で多額のお金を失くし、新しい仕事を見つけなければならなくなる。ロニー・ボニートのもとに仕事を探しに来るが、彼は首をつっている。
ボージャック宅のテレビで、有名なハリウッドの代理人ロニー・ボニートが自動窒息プレイ(Auto-Erotic Asphyxiation)中に亡くなったことを伝えている。
ボージャックは撮影に向かう朝、ワンダと仲良く戯れる。愛してると言って出かけようとするが、気の利いたことを言おうと逆に愛していない。(I love you. No I don’t)と言ってしまう。
キャロラインとルタバガが仕事の話をしている。
ピーナッツバター邸では、ダイアンが家を売ることになるかもしれないと心配しているが、ピーナッツバターは気ままに街に出かける。
撮影現場ではボージャックはポケベル通信でワンダとの気まずさを抱えている。演技もうまくいかない。
キャロラインは、事務所の会議に遅れて着き、J.D.サリンジャーが生きていたことを聞くが、残りものの仕事であるピーナッツバターのマネジメントを任される。
ピーナッツバターは街を歩いて、靴屋の仕事を見つける。
ボージャックは撮影はイマイチうまくいっていないが、共演の俳優(コデュレイ)と飲みに行く。
彼に窒息プレイの癖があることを聞く。
ピーナッツバターは靴屋の仕事も楽しんでうまくやっている。
ボージャックは家に戻っても、ワンダとの仲はギクシャクしたままになる。
キャロラインはルタバガが自分に好意を寄せていることを伝えられる。
一方、ボージャックは共演の俳優から窒息プレイ用の道具を預かるよう頼まれる。
キャロラインはサリンジャーに出会い、テレビショーを書くよう説得する。
ボージャックは窒息プレイ用の道具を使って、ワンダに自分を愛していないのなら、自殺すると脅すが、本気に受け取られない。
キャロラインはサリンジャーとともにワンダのもとを訪れ、サリンジャーは、ハリウッ俳優が何を知っているかを問うゲームショー(「ハリウッスターたち:何を知ってるの?」(Hollywoo Stars and Celebrities: What Do They Know?))を提案する。
キャロラインはそのホスト役にピーナッツバターを提案し、ピーナッツバターは職を得る。
ボージャックは自動窒息プレイ装置をつくって、さらに、ワンダを脅すが、ひと悶着した後、二人の仲は戻る。
キャロラインはルタバガから彼が妻のケイティーと別れそうだということを聞く。
ボージャックが共演の俳優コデュレイのもとに窒息プレイ道具を返しに行くと、彼は首を吊っている。
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