中2精神全開でつくったアルバムです。
ガレージロックっぽいのをつくろうとしてます。
コンセプトアルバムでゾンビ映画が好きな人は気に入るかもしれません。
（ゾンビ映画として扱われることが少ないですが、デモンズ(1985年)とかデモンズ２(1986年)のノリの影響を受けてます）
グロテスク表現が苦手という方はお戻りください。<(_ _)>
下が、歌詞になります。
1. 「僕らはゾンビ」
僕ら、ゾンビ。
今日は 素敵なごちそう、みんなでいただきましょう
生姜焼き、しゃぶしゃぶ、煮物にチンジャオ
人肉ステーキ、美味しいな
ジュウジュウ、脂の音を鳴らして
笑顔で、お口へほおばりましょ
子どもも、大人も、そろって、バイバイ
お顔に、お箸をつっこみます
ああ、どなたか、調理を
お手手が、動かず、テッテテ…
でも、僕ら
人間、生で喰うけどね…
僕ら、ゾンビ。
今日は、素敵なごちそう、みんなで作りましょう
かわいいお手手を、はむはむ、ぺろぺろ
お腹の脂肪は、夢いっぱい
スープにたっぷり出汁をとりまして
じっくり、コトコト、煮詰めましょう
人肉スープを、
みんなで、楽しく、食べます
ああ、どなたか、調理を
お手手が、ブルルル…
でも、僕ら、
人間、生で喰うけどね…
uh…
2.「十字架×２」
高架橋の上を、夕陽が、真っ赤に、染めていく
行き止まりの、二人、それを見つめていた
普通の朝、君が、寝坊の僕を起こして
起こり気味に、君は、僕の手を引いていく
こんな日々がきっと、ずっと、続いていくのだろう
悲しみや、痛みなど、どこにも、見えはしない
晴れた空、雨のにおい
平和に過ぎていく日々
いつか、終わる
でも、きっと、ずっと
先のことだと、思っていた
もう一度、もう一度、
僕に、微笑んでくれないか
朝の光が、君の頬
染めて、とても、きれいだった
突然の防災ベル
廊下に並ぶ制服
ふざけては、にやけて
穏やかな昼の風
廊下の向こうに、影
不自然に歩くそいつが
僕たちの新しい生活を、
連れてきた
君のこと、君のこと
見つけ出したときには
君以外、僕には、
残されたものは、なかったよ
君のこと、君のこと、
ただ、守りたい、と思うよ
痛みや、悲しみが、
僕だけを叩くように、祈るよ
逃げ続け、たどり着いた
崩れた道路の端へ
足の傷が、腫れて
君は、熱を出す
「少ししたら、きっと
君を、忘れてしまうんだろうね
このままの、私で、ずっと
眠らせてほしいよ。」
もう一度、もう一度、
僕に、微笑んでくれないか
もう一度、もう一度、
君のぬくもりに、触れたかった
帳が落ちた後、
空に、星が満ちていくね
僕らは、きっと
ここまで、生きてきた日々を
永遠に、忘れない
高架橋の下に
錆びた十字架がふたつ
永遠にふたつ
寄り添うように、立ってた
3.「リコちゃんのせいなんです」
野蛮な猿みたいな顔をした
あの子が、私の机を叩きながら、
脅してくるの
私にかまってくれる
クラスの頼もしいリーダーなんだって
先生は、言っているのよ
ひとりぼっちの女の子には
生きていく場所がないのよ
顔を伏せているしか
保健室のアルコールの匂い
威圧的な言葉の記憶
がっこうを見ると、吐き気がするのよ
家に帰れば、血まみれの漫画を描いているの
みんなが、みんな
内臓を吐き出しながら、
苦しんで
私達がつくる世界は、
そんなにきれいじゃないでしょ
お腹に入ってるものは
みんな、似たように
汚いものなんだから
lululah…
いつかの学者さんが言ってたよ
水槽のいじめられてる魚がかわいそうだから
別の仲間の水槽に入れてあげれば
彼らといっしょに、もっと弱いやつを
いじめるようになるの
きっと、私もいっしょなんだね
だって、こんなに、復讐したいと思ってるもの
がっこうに押し入る暴漢
ニュースキャスターが非難している
心のどこかで、私は、応援してるの
家に帰れば、血まみれの漫画を描いているの
みんなが、みんな
内臓を吐き出しながら、
苦しんで
私達がつくる世界は、
そんなにきれいじゃないでしょ
お腹に入ってるものは
みんな、似たように
汚いものなんだから
lululah…
4.「リコちゃん、ゾンビなんです」
取られたままのノートを返してほしいから
放課後、リコちゃんの家に行ったんだ
リコちゃん、気分が悪くなったって
授業の途中で、
家に帰っちゃたんだ
坂の上の、気持ちのよい道を通りながら
あたしの心は、ずっとふるえていたよ
白くて、清潔な壁、大きな門を見上げる
チャイムに、返事はなく
扉は開いていたよ
暗がりに、歩く影を見た気がしたんだ
だから、呼びかけてみたら
リコちゃんが、襲ってきたよ
ああああ、
リコちゃんはゾンビになっちゃった。
Yeah…
リコちゃんの口と手足を
縄跳びで、縛って
苦労しながら、押し入れに閉じ込めたよ
逃げ出して、駆け出した、
道の途中で、
静かな街のあちこちから、
悲鳴が上がる
変わり果てたリコちゃんを
あのままにするのか
憎しみと悲しみが
胸をよぎる
再び駆け出して、
リコちゃんのもとへ
暗い廊下、包丁を手に
陽は暮れていく
月明りに、映る影を見たんだ
リコちゃん、これで、さよならだね
よくも、私を、苦しめてくれたね
ああああ、
リコちゃんはゾンビになっちゃった。
Yeah…
5.「故郷へ…」
さよならを言うには、悲しすぎて
後部座席のシートベルト、
あなたを、閉じ込めた
懐かしい景色の、方角へ
私達が暮らしたのは、
荒れ果てた地上だったね
ごめんね。ごめんね。
あなたを、死に化粧なく
葬るのを許して
頭に穴がひとつ
あなたは、もう目覚めない
ごめんね。ごめんね。
あなたを、死に化粧なく
葬るのを許して
喉元に傷をひとつ
あなたは、もう目覚めない
Yeah…
償いをするには、遅すぎて
嘘を解き明かすには、遅すぎて
心を通わせていたかった
ほつれた糸を
ひとつひとつ解く時間が
二人にあれば、よかったのに…
ごめんね。ごめんね。
あなたを、死に化粧なく
葬るのを許して
頭に穴がひとつ
あなたは、もう目覚めない
ごめんね。ごめんね。
あなたを、死に化粧なく
葬るのを許して
喉元に傷をひとつ
あなたは、もう目覚めない
Wow…
6.「駆け抜けろ！」
ババババ、ババン。バンバンバンババババ。
ババババ、ババン。バンバンバンババババ。
ババババ、ババン。バンバンバン。
ババババ、ババン。バンバンバンババ。
ゾンビ？ゾンビ！ゾンビ、ゾンビ！ゾンビ。
映画を見ていたよ
ドアを、ドアを、ドアを、ドアを、ドアを、
激しく、激しく、叩く音
フルスイングで、準備を怠らず
ドアノブに縄跳びをひっかけ
開けたよ。
地獄の扉を、開けたよ。
フルスイングで、駆け抜けて
生存への道を、模索する
あれ、これって、日常と
変わりないじゃん
Yeah…
ガガガガ、ガガン。ガンガンガ、ガガガガ。
ガガガガ、ガガン。ガンガンガ、ガガガガ。
ガガガガ、ガガン。ガンガンガン。
ガガガガ、ガン。ガンガンガンガガ。
ゾンビ？ゾンビ！ゾンビ、ゾンビ！ゾンビ。
テレビでDVDを見ていたよ
ドアを、ドアを、ドアを、ドアを、ドアを、
激しく、激しく、叩く音
フルスイングで、準備を怠らず
ドアノブに縄跳びをひっかけ
開けたよ。
地獄の扉を、開けたよ。
フルスイングで、駆け抜けて
生存への道を、模索する
あれ、これって、日常と
変わりないじゃん
Yeah…
7.「おしまい。」
バラバラに、なった死体
腐臭を放って
虫たちが食べて
ねずみが食べて
骨になって
雨が降って
骨が洗われて
海に流れて
消えていく
鉄をさらす街に
草や木が押し寄せて
アスファルトを割って
空を目指して
虫たちが顔を出す
動物たちが追ってくる
たくさん
たくさん
動物たちが走り回る
そして…
私達の物語はおしまい
私達の見た夢はおしまい
たくさん、交換した情報も
たくさん、共有した経験も
たくさんの笑顔が、
たくさんの泣き顔が、
つくってきた場所は、
もうないよ
eh…
私達の物語は、これでおしまい。
以上のアルバムは、こちらhttps://zombie-nu.bandcamp.com/track/the-endで販売しています。（こちらも、無料で各曲聞けます。）
また、ヨチーヌはボーカロイドを使った楽曲制作などを行っています。↓
Youtube → 僕らは☆になろうよ
Youtube → 黄昏メモリーズ
サウンドクラウド → https://soundcloud.com/user-764011222
バンドキャンプ → https://yochiinu.bandcamp.com/
あんまり得意でないので、つぶやくことが少ないですが
Yochinuのブログ 