三体シリーズ、読み終わったよ!

劉慈欣さんのSF小説、三体、1巻から2巻、3巻と全部読み終えました。楽しかった。

(以下、駄文ですが、いろいろ感じたことを書きまとめ、です)

 

また、詳しいあらすじは、書き起こそうと思ってます。(日本語訳が出る方が早いかもしれませんが)

久しぶりに、ハードSFの長編を読みました。やっぱり、楽しいですね。作者のイマジネーションが爆発してるのがよいです。

「ハイペリオン」とか「デューン」(大作のSFはここら辺ぐらいしか読んでない(;’∀’))とかと比べて、古典の物理法則や今話題の物理法則を持ち出して、ある意味、理詰めで、作った世界に物語を展開していっている感じがしました。

かといって、物語の展開が、鈍重になっていないし、キャラクターは活き活きとしてました。作者の広い小説群への知識、多様な読書経験を感じさせるものでした。

 

個人的な経験では、アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」やSF映画の「2001年宇宙の旅」などが、人類の滅亡について描いた作品でよく印象に残っています。(あと、「火の鳥 未来篇」)とか。

 

「三体」もまた、最後は、人類の滅亡について、思いをはせています。ただ、読み進めている途中で示される人類に対する悲観や諦観を飲み込みつつ、さらに読み進めると、最後は、読後感のかなりよい、そんな風に終わります。

なので、読んでよかったな、と素直に思えるつくりです。おもしろい!

 

あとは、ずいぶん、日本びいきだなという印象も、多少受けました。

カタナとか、茶道とか、着物とか、あと神風特攻隊の話題なども(2巻ですが)、出てきますよ。

 

おもしろかった点、個人的に三点あげて、まとめると、

〇物理の知識をフル活用して、世界観をつくっている。

〇人類の滅亡後までを取り上げていて、テーマとしている時間が長い

〇キャラクターに共感をもてる

 

というところでしょうか(掘り下げるといろいろ出ますが)

中国で今一番売れているSFだともいわれている作品。日本語訳が待ち遠しいところですね!

 

せっかくの、久しぶりに楽しい読書だったので、適当な記事ですが、上げてしまいました。また、よろしく、です!

 

 

ヨチーヌは作詞・作曲・編曲を行っています

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投稿者: yochinr

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